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7)包茎、埋没陰茎、包皮炎

包茎

幼少時のほとんど全ての小児は包茎の状態です。これを急いで反転する必要はありません。以下に示す包皮炎がなければ、小学校3年生ごろまで放置してください。ただ尿の出口が非常に小さくて排尿する時包皮の先端が風船状に膨れて尿が真っ直ぐではなく方々の方向に飛ぶ場合は一度専門医に相談してください。

ほとんどの包茎は軟膏を塗ることで治癒するので、小学校中学年になって心配な場合は専門医を受診してください。強度な包茎は稀ですが手術を必要とする場合もあります。

埋没陰茎

陰茎根部に脂肪組織が多く存在するため、陰茎皮膚と陰茎が十分に接することができず、、陰茎が奥に引っ込んだように見える状態を言います。実際には陰茎の発達はよく、触診ではしっかりとした陰茎を触れることができます。多くは放置して経過を見ますが、強度な埋没陰茎で包茎が強い場合は早期に手術にて陰茎を引き出す手術をする場合もあります。一度専門家に相談することをお勧めします。

包皮炎

陰茎の先端が少し赤くなる場合と陰茎全体の包皮が赤くなる場合があります。前者はほとんど自然に治癒します。痛みが強い場合は軟膏を塗る事もありますが心配ありません。陰茎全体が赤くなる場合は、比較的強い痛みを伴います。この場合は恥垢の感染が原因です。そのため、感染が治った時点で恥垢を洗浄、摘出することが推奨されます。具体的方法としては、炎症が治まったのち(2〜3週間後)から包皮を反転して洗浄します。この時一度に包皮を反転すると相当の痛みを伴うので徐々に反転して恥垢を洗浄・摘出することをお勧めします。

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