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8)腸重積症

腸が別の腸の中に入り込み、腸管が二重に重なった状態を腸重積と言います。生後4ヶ月から1歳に多く発症します。症状は間歇的な腹痛ですが、幼少時の腹痛は分かりにくく、通常でない不機嫌は腸重積を考慮に入れる必要があります。時間の経過とともに病気が進行すると、腸管が締め付けられた血流障害に陥り、血便をきたすようになります。超音波検査で比較的容易に診断がつくので、早めに専門医を受診されることをおすすめ致します。治療は肛門部位から生理的食塩水で注腸により整復するのが一般的です。これで治癒しない場合は手術を行う場合もあります。

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